お知らせ

厚生労働省令和3年度老人保健健康増進等事業(老人保健事業推進費等補助金)の採択について

公益社団法人日本介護福祉士養成施設協会は、令和3年6月11日付けで、厚生労働省より、令和3年度老人保健健康増進等事業(老人保健事業推進費等補助金)の採択の内示を受け、以下の調査研究事業を実施することとなりました。

テーマ名: 外国人介護人材の質の向上等に資する学習支援等調査研究事業

事業概要: 出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律(平成28年法律第88号)によって設けられた在留資格「介護」により、介護福祉士養成校に入学する留学生をはじめとし、介護福祉士国家資格の取得を目指す外国人介護人材が増加している。しかしながら、介護福祉士養成校の留学生や経済連携協定(EPA)の介護福祉士候補者などの外国人受験者の国家試験の合格率は、日本人受験者に比して低い水準にある。
 そのため、日本において介護福祉士の資格取得を目指す外国人介護人材の合格率向上を目的として、外国人介護人材に対して学習能力向上のため学習方法等について調査・分析等を行い、適切な学習支援を行える方針を策定する。
(事業内容・成果物イメージ)
・先行研究事例等の整理
・令和2年度国家試験における留学生の解答結果の分析
・留学生、EPA介護福祉士候補生等、介護福祉士資格を目指す外国人への学習支援の好事例の収集・分析
・合格率の高い養成校や学識者等によるアドバイザー組織を作り、指導における具体的課題点に対する対応の体系化
 上記の調査を踏まえ、外国人介護人材に向けた介護福祉士国家試験の合格に向けた、教授法をまとめ、教員研修を行う。