現場で活躍する先輩たち

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青木 由美

YUMI AOKI

特別養護老人ホーム さわの森
主任・生活相談員
介護福祉士歴 7年

私にとって、介護職は
元気をもらえる仕事です。

私の場合、祖母をずっと自宅で介護し、訪問介護や看護の方の仕事を間近に見ていました。そして、10数年間、祖母を介護していた母の姿にあこがれ、私もそういう仕事に就こうと思いました。現在は、生活支援課の主任として、相談員を兼務しながら職員をまとめています。入居者様の声を聴き、御家族様と話し合いをもったり、御家族様の思いをスタッフに伝える等、施設のパイプ役となることはもちろん、中途採用者の人材育成、職員のスキルアップのための研修や勉強会を行っています。現場を離れてみんなを指導する立場ですが、介護の仕事は"すごく楽しい"と思うことが多く、入居者様が心を開いてくれて、家族のようにワガママを言ってくれる関係となった時にやりがいを感じます。

仕事のようす 仕事のようす

元気をもらえる仕事。

施設では「一人ひとりの希望を叶えたい」の理念のもとユニットケアを取り入れ、入居者様一人ひとりのライフスタイル、生活サイクルに合わせた暮らしをして頂けるよう、入居者様主体の介護を行っています。要介護認定を受けた方が様々な事情で入居し、第二の我が家としてさわの森で最期を迎えられる方もいらっしゃいます。よく、「身近な人をみるのと、他人をみるのは違うよ」と言われますが、私にはあまり違いが感じられません。毎日顔を合わせているので、入居者様が施設で亡くなられた時も自分の家族のことのように泣いてしまうことがあります。入居者様からの優しい一言でほっとしたり、励まされたり…、私にとって介護の仕事は"元気をもらえる仕事"です。

仕事のようす 仕事のようす

青木 由美

特別養護老人ホームとは

介護保険施設のひとつで、介護保険法では介護老人福祉施設とも呼ばれています。 常時介護が必要で、自宅での生活・介護が困難な方が主に入居しています。日常の生活の場として、日常生活の介助から健康管理等が行われます。 地方公共団体や社会福祉法人が設立する事が多く、近年では全室個室・ユニットケアの施設が増えています。

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