公益社団法人日本介護福祉士養成施設協会は、令和5年6月8日付けで、厚生労働省より、令和5年度老人保健健康増進等事業(老人保健事業推進費等補助金)の採択の内示を受け、以下の調査研究事業を実施することとなりました。

テーマ名: 介護福祉士養成施設学生の途中退学の防止等に関する調査研究事業

事業概要: 近年、介護福祉士養成施設(以下、養成施設)入学者数は減少し、令和4年度養成施設の定員充足率は54.1%となっている。なおかつ、入学したものの途中退学や留年する者(以下、途中退学等)が一定の割合で存在し、とくに外国人留学生の入学者数は近年急激に増加している中で、途中退学者が少なく国家試験合格率の高い養成施設がある一方で、途中退学等の外国人留学生者が多く国家試験合格率の低い養成施設がある。養成施設入学者が減少している中で、介護福祉士を目指すために入学した学生の途中退学等を防止することは、介護人材の質・量の確保において大変重要。ついては、養成施設学生の途中退学等の実態を把握するとともに、途中退学等の防止・抑制に向けた、学生への支援体制および教育のあり方を検討することを本事業の目的とする。
(主な事業内容)
・検討委員会の設置
・介護福祉士養成施設の在学生に対する調査
・養成校に対する学習・生活サポート等状況調査
・ヒアリング調査