MASUMI EBISAWA
小美玉市福祉部福祉事務所 介護福祉課
介護支援専門員
介護福祉士歴 10年
短大で保育の勉強をしていましたが、学生の時に自分の父親が病気をしたことをきっかけに、「自分の大切な人の役に立てるのでは」と考え、1年課程の介護専攻に進みました。介護福祉士の仕事は、人と人を繋ぐ仕事であり、そこには沢山の思いや感情が生まれ、自分自身も成長させてくれる仕事だと感じています。
最初の職場は、介護老人保健施設という在宅と病院の中間施設で勤務し、他職種との連携や利用者さん、ご家族との関わりから沢山のことを学んできました。
これまでの経験を活かし、高齢で介護が必要になったとしても、「住み慣れた環境の中で自分らしい生活を送りたい」という多くの方が感じている思いを実現できる様に、今年度から市役所職員として勤務しています。現在は、介護保険の相談窓口や介護認定審査会開催にあたっての準備など、介護福祉士の専門知識を活かして、利用者さんや関係する方と一緒により良い方向に進められる様努めています。
介護の仕事は大変なこともありますが、人から感謝されたり、そのことが自分の中で喜びに変わる素敵な仕事です。難しさもあるけれど、学ぶことも多く、何より「人のために」というのは良いことです。人生の大先輩から学ぶ一つ一つは、私の人生において大切な財産です。
介護にまつわる仕事には、直接的に利用者の介護に携わる仕事だけではなく、利用者・介護施設をサポートする様々な仕事が存在します。 少子高齢化が進展する中、介護が必要な高齢者や介護福祉施設のニーズの増加に伴ってこれらの仕事もより重要性を増しています。